連載コラムColumn

私の会社のマチャ〜キ専務「ただいま、営業中!」第20話

連載コラム

第20話: 「もうけるとらべる的忘年会?! プレゼン当日その③」

 

なにわサイクルが今回の危機を乗り越え、更に一丸となり前進できるキッカケをつくる。そのために今回の忘年会を・・・、

 

マチャ〜キ専務:

「社員の皆さん、全員でぶっちゃけまくる、忘年会議にしましょう」

 

と、プレゼンの席で我らマチャ〜キ専務が提案されました。 そこで掲げられたコンセプト、「御社のブランドを全社で創り、御社の未来を全社で描くブランディング忘年会義!」は、確かに斬新かつ、本質をついた提案に思えますが、果たして、その内容はどう言ったものなのでしょうか??? 

 

 

なにわサイクル社長:

「で、マチャ〜キ専務、具体的には、どのような内容なんでしょうか?」

 

マ:「はい。先ず、今回の忘年会議は、これまでの忘年会とは違うものであり、忘年会議こそが会社にとって、社員の皆さんにとって今、必要な『やるべき事』であるという認識を持ってもらいます。 具体的には、こちら別紙に記載した順番で進めて行きたいと思っています」

 

別紙:

 

なにわサイクルブランドの未来を全社で創り、みんなで描く忘年会義!

当日までの進め方について

 

  • 経営者とマネージャー達がブランドコンセプト創る

 

マ:「はじめに、会社の上層クラスの皆さんで、改めて、ぶっちゃけで話し合って頂き、①経営コンセプト:なにわサイクルとは何だ! ②経営ビジョン:どこへ向かうのだ! を明確化(明文化)して頂きます。 次に、

 

  • 経営コンセプト、経営ビジョンを社内にキッチリ伝える

 

マ:「上層クラスが創り上げた①と②を社員全員に、同じタイミングで伝えて頂き、なにわサイクルの考え・スタンスを先ずは会社側からオフィシャルな形で伝えます」 それを受けて、

 

  • 各部署、各店のリーダーにお集まり頂き忘年会議趣旨説明

 

マ:「なにわサイクルをもう一度、一丸とするために、会社側が①②を社内に伝える義務があった事、その上、今度は社員全員、一人ひとりが、なにわサイクルの一員として自身の、会社の成長に繋がる策を、社員自らの力で考えてもらいたいという事、そのために、今までやった事のない全員でぶっちゃける(思っていることを全て吐き出す)機会を忘年会議として持ちたい旨を御社社長&上層クラスの皆さんから熱くリーダー達に伝えて頂きます」 そして、

 

  • 各部署、各店でのぶっちゃけミーティングを行う

 

マ:「忘年会議の趣旨を理解したリーダー達が、それぞれの部署、店舗に戻り、現場社員の皆さんと、①②を前提に、『これからの、なにわサイクルはどうあるべきか!』を自分達の立場から、ぶっちゃけで話し合って、その内容をまとめて頂きます」 更に、

 

  • 忘年会議プロジェクトチーム結成

 

マ:「上記作業に平行して、これまでの話に前向きな反応を見せた社員さん5名で企画運営を行うプロジェクトチームを結成して頂きます。この段階から社長並びに上層クラスの皆さんの手から、このプロジェクトを離し、プロジェクトチーム主体で進めていただく形を作ります」

 

  • 忘年会議に向かっての準備

 

マ:「各部署・各店がまとめた意見の発表の場が忘年会議となるわけですが、その発表自体が仰々しくなっては場が固まってしまいます。そこで忘年会議は、あくまで、みんなが盛り上がる・明るい・なんでも言える雰囲気を大事にした演出といきましょう。 その事を前提に、プレゼンテーション(意見発表というより宴会の出し物というニュアンスで)の準備を行って頂きます。

 

  • 忘年会議当日の内容

 

マ:「最後に忘年会議当日の内容については、プロジェクトチームが中心になって企画して頂きたいと思います。もちろん、我が社もその企画ミーティングには同席し、進行を見守りたいと思っています」

 

 

以上、7つのステップを説明されたマチャ〜キ専務は最後に、こう付け加えられました。

 

マ:「今回の企画は御社にとって初めての試みです。そして、全社員の皆さんからどんな意見が飛び出すか見えない中で、この企画をどうまとめあげればいいのか、現時点では正直見えない事が多くあります。 で、僕は思うのですが、今回の忘年会議を通じて、この忘年会議がどんな展開になろうとも、もし、それが、社員の皆さんのぶっちゃけで得られた結果なのであれば、それは全て今の御社にとって必要な結果であり、次に必ず繋がる結果になると思います。あくまで、今回の忘年会議は、未来のなにわサイクルを創る第一歩ですから、むしろ炎上するぐらいの白熱があった方がいいかもしれませんね(笑)

 

社長:「確かに・・・、そうかもしれませんね。 恥ずかしながら、私は社長として、これまで社員が本当は何を想い・考え仕事をしているのか?その本意を知るのを心のどこかで避けていたのかもしれません。怖かったんです。でも、それでは、いけませんね。なにわサイクルが次へ進むためには、もう避けていてはいけませんね。 わかりましたマチャ〜キ専務、僕も、ここで腹を括ります。この忘年会議の結果、会社がなくなる事になっても、それはそれで! という決心で、僕もぶっちゃけます!」

 

マ:「いやいや、会社は無くなりませんよ(笑) 大丈夫です! では、早速、御社の経営コンセプトと経営ビジョンを再考するミーティングを行いましょう! いつにしますか?」

 

 

会社にとって、ぶっちゃける事は難しい。

でも、会社が抱える問題を本質的に解決したいのなら

どこかで、みんなで、膝付き合わせて、心開いて、

ぶっちゃけないといけない。

 

 

という事なんでしょうね。

・・・・そう、今回のプレゼンの席で私は思いました。

 

つづく。

 

このブログドラマは、半分フィクションです。